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ダンボ<1941年公開アニメ版>

サーカス団のもとで生まれた耳の大きい象が、
いろいろなトラブルに遭う話。


大きな耳を使って空を飛ぶイメージが強いダンボだが、
物語の大半は周囲の象や人間たちに虐げられる場面なので
感情移入すればするほど辛く感じる筋書き。
象たちの排他的な言動も含めて
人間の嫌な部分を強調したような作風になっている。


不幸なダンボが報われる場面が少なく、
夢のあるストーリーを期待していると
心苦しい気持ちばかりを味わうことになる。


ダンボ自身は言葉を話さず、
彼を支えるネズミが語り手になっている構成はいいが、
どうにも観ていて辛い作品だった。


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