とある幼稚園の園児たち5人が
入院している友達に会うために失踪してしまう話。
重い病気の友達に会うために
子供たちが力を尽くすというのは美談かもしれないが、
ドラマとしてはそこまで面白いものではなかった。
主演の芦田愛菜も「Mother」で見せたような迫力はなく、
勝手な判断で幼稚園を抜け出した園児たちにも
そんな集団を見逃した大人たちにも感情移入する部分がない。
周囲から浮いている幼稚園教諭の存在理由もわからなかった。
テンポも悪いし、ストーリーも単調で
特に面白みを感じる部分が見当たらなかった凡作。