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火垂るの墓<2005年公開実写ドラマ版>

第2次世界大戦終盤の疲弊した日本で、
身寄りのなくなった兄妹が
知り合いの家に居候させてもらう話。


知名度の高いアニメ版とは違って
引き取り先となる一家に焦点を当てており、
良好だった人間関係が徐々に悪化していく様子は
アニメよりもかなり生々しくて辛辣。
食料がない状況がいかに人間を追い詰めていくのかがわかる。


テレビドラマなので安っぽい部分もあるが、
燃え盛る家の描写などは
なかなか迫力あってリアルだった。


疎開先の未亡人の視点を中心に描いた作風で、
アニメ版とはまた違った見応えがある仕上がりだった。


【関連作品のレビュー】
火垂るの墓(1988年公開アニメ版)
火垂るの墓(2008年公開実写映画版)

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