宗教団体の指示によって無人島で生活する
3人の信者たちのやり取りを描いた話。
たった3人しかいない状況なのに
意味のわからない日課を淡々とこなし、
独自のルールに従って生活する信者たちの
厳格に使命を守る忠実さがひたすら怖い。
警察や衆人の目がない閉鎖的な空間なので
彼らの言動を規制するものがないし、
体を張った大胆なシーンが連続するために
次に何をしでかすのかわからないのも恐ろしい。
集団の圧力を感じた「ミッドサマー」とはまた違う
いつ秩序が乱れてもおかしくない危なっかしさが味わえる作品。