クリスマスが大嫌いな緑色のモンスターが
村人たちが楽しみにしている夜を台無しにしようとする話。
コミカルな動きが楽しい場面もあるが、
非常にシンプルな筋書きな上に
主人公ひとりを映したシーンばかりなので
どうにも見応えが少なくて退屈。
また、さんざんひねくれていた主人公が
改心するきっかけがあまりに弱く、
あそこまで周到に計画しておいて
あっさり心変わりするのは腑に落ちないし、
村人側が怒りもせず受け入れるのも能天気すぎる。
子供向けのシンプルな作品とはいえ、
もう少し見どころや説得力が欲しかった。
【関連作品のレビュー】
グリンチ(2000年公開実写版)