ゲーム「スーパーマリオ」シリーズをベースにした実写映画で、
配管工を営んでいた2人の男性が
さらわれた女性を追って地下世界に迷い込む話。
もとになったゲームの設定も世界観もめちゃくちゃに改変されており、
キノコはなぜかグチャグチャの物体だし、
マリオとルイージは兄弟ですらない。
キャラクター名ぐらいしか共通点が見当たらない造りで、
どういうつもりで実写映画化したのか謎すぎる。
「スーパーマリオ」のタイトルを使わなければ
まだB級作品として割り切って楽しめた可能性はあるが、
ゲームの内容を知っていると混乱するばかりで集中できない。
映画としてもドタバタするばかりの展開だし、
映像のクオリティを考えても
あえて今観るほどの価値はないだろう。
【関連作品のレビュー】
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