海外事業を手掛ける大手商社の会社員が
巨額の誤送金トラブルに対処すべく、現地に向かう話。
日本の会社員が海外で危険な状況に追い込まれ、
なんとかして脱出しようとする第2話ぐらいまではいいのだが、
徐々に大袈裟なばかりであまり引き込まれなくなっていく。
二転三転させたいからか筋書きや人間関係が無駄にややこしく、
結局誰が何をしたいのかがわからなくなる。
「実は○○だった」と裏をかく展開の応酬のせいで
本筋がどんどんグチャグチャになるので
どんでん返しによる爽快感というより疲れの方が大きい。
海外ロケと外国語が飛び交うセリフは豪華だが、
ドラマとして引き込まれる部分がなく、冷めるばかりだった。