違法なデータを他人とやり取りできる
ファイル共有ソフトの開発者が
著作権法違反に問われた実際の事件を描いたもの。
違法データを送受信する手段として普及し、
2000年前半に社会問題化したWinnyについて
警察と弁護側がどういう争いをしたのはよくわかるが、
あまりに無防備で危機感のない主人公の様子は
見ていてあきれてしまって感情移入しにくかった。
また、テンポはまずまずだが
エンターテインメントとしての面白みは薄く、
映画としてそこまで没入できないのも残念だった。
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