村人が家族を惨殺する奇妙な事件が起こる中、
山の中で目撃される怪しい男を調べていく話。
定期的に派手なシーンがある割に話の進展が遅く、
「何か異様なことが起きている」という雰囲気は十分でも
結局何が起きているのかがわかるまでが長すぎる。
また、すぐ冷静さを失う無能な主人公に
感情移入できないのも致命的。
怖そうな場面を作るセンスは高いため
予告編などでは期待してしまうのだが、
実際に本編を観ると話に一貫性がなくて退屈だし、
2時間30分を超えるボリュームがかなり辛く感じる。
韓国国内ではかなりヒットしたということだが、
その評判に見合うほどの面白さはなかった。
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