レビューブログ【レブログ!】

映画、アニメ、ドラマ、マンガ、書籍、英語読書の感想(ネタバレなし)が6000件以上!


ナイトメア・アリー

見せ物小屋の一団に拾われた浮浪者の男が
人を惹きつける才能を発揮し、成り上がっていく話。


1940年頃の娯楽に飢えた時代を舞台に、
非常に有能なのに欲に溺れて
どんどん危ない橋を渡っていく様子が
非常に緊迫感があって目が離せない。


物語の焦点が次々と移っていくが
それぞれの場面での登場人物が限定されているため
大きな混乱をせずに観ることができるし、
全体的にテンポがいいので2時間30分の長さも退屈しない。


ヒヤヒヤさせながら上り詰めていき、
痛烈な皮肉を込めた結末で見事に締めてくれる良作。

総アクセス数