アルツハイマー病によって引退間近な殺し屋が
殺害目標に子供が指定されていたことで
人身売買組織を潰そうとする話。
良くも悪くもこれまでの
リーアム・ニーソン主演映画と変わらない雰囲気だが、
肝心の記憶障害による深刻な影響が
イマイチ伝わってこないのが残念。
70歳を超えてアクションにもキレがなくなっているし、
役柄としても無謀な戦い方が多くて没入感が低い。
登場人物が多い割にあまり面白さや爽快感を感じない筋書き。
唯一、終盤の展開だけは悪くなかったが、
アクション映画としては物足りない作品だった。