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現代語訳 学問のすすめ

福澤諭吉が明治時代に書いた「学問のすゝめ」を
現代の言葉で書き直したもの。


17回にわたって少しずつ出版されたものを1冊にまとめたものなので
新たな章に進んだあとも前述されている内容が出てくることがあるが、
福澤諭吉が一般市民に理解して欲しいことが何度も強調して描かれており、
現代にも通じる内容がかなりあって興味深い。


タイトル通り、一般市民にとっても勉強が大切であることも語られるが、
政府と国民との関係性や推奨される生き様など
学問というより人としての心得や守るべきポリシーと言える内容も多く、
福澤諭吉の芯の通った考え方が伝わってくる内容。


現代語訳されているとはいえ
論調が固いので読みにくい部分があるが、
明治時代の大ベストセラーということで
当時の社会的な雰囲気を知るとともに
各個人が大切にすべきことを振り返ることができる1冊。

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