リアリティのある悪夢に悩まされた少年が
夢で見たガンマンと出逢いつつ
言葉で人を支配する男に追われる話。
30年もかけて執筆された全7巻の長編小説が原作だからか、
本作だけでは世界観や登場人物が唐突すぎて入り込めない。
敵も味方も異世界の住民で立場や能力の説明が必要だし、
少年がどういう価値を持っているのかも伝わってこないので
どういう話なのかよくわからないまま置いてけぼりを食らう。
リボルバーアクションが目を引くだけに惜しいが、
わずか1時間半の映画にまとめるには無理があったように思う。