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ナイト・オブ・ザ・リビングデッド

死体が歩き回って人を襲う事件が頻発する中、
ある家に逃げ込んだ者たちの話。


ホラー作品で広く使われているゾンビの概念を
広く周知させた金字塔といえる作品で、
登場人物もゾンビの知識がまったくないため
対処法も生態も何もわからないという設定が逆に新鮮。


ゾンビのモンスターとしての怖さというよりも
追い詰められた状況での人間ドラマがメインなので、
1968年公開ではあるものの
そこまでの古さは感じずに楽しむことができる。


小心者で怖気付くばかりの男性や
ショックを受けて何もできない女性など
見ていてイライラする場面も多いが、
極限状態の反応としてはリアリティがある。


かなりの低予算で作られたことがうかがえるが、
終わり方も皮肉が効いていて割と満足できる内容だった。


【関連作品のレビュー】
ゾンビ
死霊のえじき
ランド・オブ・ザ・デッド
ドーン・オブ・ザ・デッド(2004年公開版)

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