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ぼくは麻理のなか<全9巻>

友達がおらず、ほぼひきこもり状態の大学生が
突然、コンビニで見かける憧れの女子高生の身体に意識が移ってしまう話。

かなりの急展開と、妙なリアリティがあり、
実際に見知らぬ異性の身体に意識が移動したら
こんな感じになるだろうな、という展開に説得力がある。
謎が散りばめられており、先の展開が気になるが、
1冊あたりの中身は薄め。

反面、主人公を中心とした登場人物の言動に結構な嫌悪感を感じるので
好みが分かれる作品でもある。合わない人には合わない。
どういう展開で決着をつけるつもりか気になったが、
かなり引っ張った割にイマイチな結末で非常に残念。
もっと陰湿で毒気を感じる流れを期待したが、
意外にもありきたりで代わり映えのない作品に仕上がってしまった。

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