ショート・サーキット

ショート・サーキット（字幕版）

軍事用に開発された最新型ロボットのうち１台が
落雷によって感情を持つようになり、ある女性と交流する話。

1986年公開という古い作品だが、無駄のない脚本と
表情豊かなロボットが素晴らしく魅力的。
ロボットの挙動や造りにも安っぽさを感じさせることがないし、
目を覆うカバー部分でさまざまな感情を表現しているのが見事。

「ロボットが感情を持つ」というコンセプトはありきたりなものだが、
好奇心の持ち方や学習の仕方、ロボットと人間の違いなどを
ナンバー・ファイブを通してうまく説明しており、惹き付けられる。
字幕よりも吹き替えの脚本のデキが良く、
登場人物の魅力をより引き出すものになっている。

テンポが良く、無駄のない展開で、年齢・性別問わずに楽しめる作品。
古い作品ではあるが今観ても相変わらずの傑作。オススメ。

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