40歳を機に英語を勉強したくなった主婦が
知り合いから英語の初歩を教えてもらいながら理解していく様子を描いたもの。
英語を学習するときには中学英文法がすべての基礎となるが、
その中でも初歩の初歩、そもそも名詞とは何か、主語とは何か、あたりから始まり、
過去形などの動詞の変化に行くまでに1冊が終わる。
それほどスローペースなので、本気で英語を勉強したい人の学習本にはならない。
登場人物たちが英語について話すうちに
ハッとしたり腑に落ちたりしているシーンがあるが、
説明やたとえがかなりイマイチなので、
主人公と同じぐらい英語がわからない人は読んでも理解できないだろう。
ストーリー性はないし、構図もほぼ全編同じで
薄い内容をダラダラと見せられるだけという中身。
英語がまったくわからない人が主人公に少し共感できる、というだけのマンガ。