小さな息子と２人で暮らしていた男性の前に
１年前に死んだ妻が記憶を失った状態で現れる話。
シンプルな筋書きでありながら
登場人物のキャスティングや演技が見事で
支え合う家族の様子に深く感情移入してしまう。
記憶をなくしているという設定のおかげで
２人の馴れ初めも自然に知ることができるし、
家族が関係が再構成される過程で
互いの存在の大切さも伝わってくる。
「泣ける映画」が安易に作られる中、
家族愛というテーマを丁寧に描いた作品。
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