トンカツ屋の息子が立派なDJを目指して修行していく話。
DJにまつわる要素をトンカツに絡めて笑いにつなげるという
予想外の方向に昇華したギャグマンガ。
絵としてもマンガとしても下手なのだが、
本作のノリに絶妙にマッチしており、すぐに違和感がなくなる。
主人公同様、DJに詳しくない読者がほとんどだろうが、
それでも問題なく楽しめる。
巻が進むにつれて笑いや新鮮味が薄くなるのは残念だが
嫌な登場人物が出てこないし、主人公も素直でスッキリと読めるマンガ。
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