念力を使える一家の様子を短歌で表現した歌集。
五・七・五・七・七のわずかな文字数だけで
その向こう側にある特殊な世界観を感じられるのは新鮮。
ただ、毎ページひたすら短歌が並ぶだけの1冊なので
短歌好きか、アート作品として理解できる人でないと
コストパフォーマンスがかなり悪い本。
また、改行やスペースがないので五・七・五・七・七の区切りがわかりにくかった。
試みは面白かったが、数ページ読んだところですぐに飽きてしまった。
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