いろいろな悩みを抱えた青年とその妹、ガールフレンドの
周囲とのやり取りを描いた話。
人間関係がうまくいっていない登場人物ばかりで
観ているとかなりストレスを感じる上に
スッキリとした解決をしないので落ち着かない。
いろいろな過去の事件を示唆させながらも
それらが一向にストーリーに絡んでこず、
一体なんの話なのか、と思いながら1時間半が経つ。
最後の最後で大きな展開があるが、
あまりにも脈略がないし、それまでの流れと何の関係もなくて唐突過ぎる。
おそらく、脈略がないこと自体がポイントなのだろうが、
これならどんな作品でも同じ演出が可能だし、
伏線ゼロでこういう展開をしてしまうのはかなりの反則だろう。