「ドラゴンボール」シリーズの映画19作目となり、
復活したフリーザがパワーアップして悟空に闘いを挑む話。
これまでのキャラクターや設定を踏まえたストーリーとなるため、
前作「ドラゴンボールZ 神と神」を観ている必要があるが、
それにしても全体的につまらない。
キャラクターばかりが増えていて
それぞれの出番は非常に雑に描かれているし、
結局のところは悟空とフリーザの対決がメイン。
それが始まるまでの1時間はひどく退屈でワクワクしない。
悟空が参入したあとも妙に単調で、
悟空があまりにも強くなりすぎているために興奮しない。
たいした緊迫感もなく、ほとんど一方的にやっつけてしまう。
ラストの始末の仕方も完全なルール違反で、
それが許されるならどんな敵が来ても脅威でなくなってしまう。
「ドラゴンボール」の全盛期を知っている人ほど落胆する作品。
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