2017-08-05 重版未定<1巻> マンガレビュー 重版未定1作者:川崎昌平中央公論新社Amazon 出版社で働く編集がどんな仕事をしているかを描いたもの。 マンガの体裁をしているが、その完成度が低すぎる。 同じ表情のまま動きのない絵が延々と続くばかりだし、 顔の描きわけや情景描写もまったく不完全。 必要な情報をすべて注釈文で解説しようとするあまり、 小さく読みにくい文字がズラズラと並んでしまっている。 出版社の本音と実情が伝わってくるのは面白いが、 この完成度ならマンガという手段を選ぶべきでなかったように思う。