記憶のない全裸の男が周囲の人々と知り合い、展開していく流れ。
とにかく先が読めない部分に面白味があるため
あまり情報を仕入れずに観るのが良い。
唯一の持ち物である携帯電話の謎が解明されるにつれて
「一体どういう展開になっていくんだ」と感じる。
あまりにも壮大で漠然とした目的があり、
取れる手段も無限にある。そこが面白い。
冒頭にたまたま出会った女性は妙に軽すぎる気もするが
出てくる人々は個性的。
「ハチミツとクローバー」で有名な作者がキャラクター原案をしており、
シリアスな内容の割にほんわかした画がポイント。
内容の濃さの割に少ない話数につめこんだような流れなのは残念だが、
設定の面白さや展開の激しさは素晴らしい。
【関連作品のレビュー】
東のエデン<劇場版1>The King of Eden
東のエデン<劇場版2>Paradise Lost