とある小さな田舎町を舞台に、今まで人と出会うことのなかった
両手がハサミの男・エドワードがやってくる話。
発明家によって人間へと生まれ変わったエドワードだが、
あまりに純真で無邪気なため、
状況によって良いようにも悪いようにもとられてしまい、
最初は珍しがって歓迎してくれた町の人たちと徐々にズレが生じてしまう。
エドワードの純粋さは最初から最後まで変わらないのだが、
だからこそ周りの人間たちの都合のいい言動が際立って見えてくる。
好きな人に対する想いを貫くエドワードの姿があまりに切なく、
最後の最後までまったく無駄のない作品。強くオススメ。
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