第2次世界大戦におけるアメリカ軍E中隊に関して、
実在の人物の活躍を描いた1話1時間程度のドラマ。
戦争モノというと、どうしても戦闘シーンに目が行きがちだが
今作は人間ドラマに比重を置いており、
組織に所属する兵士たちの想いを描いたものである。
軍隊といえども会社と同じようなもので、
鬱陶しい上司、使えないヤツ、頼りになる仲間、
嫉妬、不満、その他いろいろあるのがわかる。
非常に激しい戦闘シーンもあるが、
隊員の一人をクローズアップする淡々としたエピソードもあり、
全10話を通して戦争が終結するまでの深いドラマが見れる。
徐々に成長していく者、昇級する者、
死んでいく仲間、新たに隊に加わる兵士など
「プライベート・ライアン」では表現しきれなかった濃い内容が詰まった贅沢な造り。
あっけなく戦死する兵士や、精神を病んでしまうものなど、
戦争が兵士にとっていかに長くて過酷だったかがよくわかる。
戦争モノとして一級品のデキ。ぜひ観て欲しい。
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