ドラゴン・タトゥーの女

ドラゴン・タトゥーの女

経済ジャーナリストの主人公が、
40年前に少女が行方不明になった事件について調べていく話。
３部作になっている小説の１作目を実写化したもの。

過疎地にいる主人公がいろいろな情報を合わせながら
少しずつ真相に近づいていく流れは
「ゴーストライター」を思い出す。

１回目は入り組んだ設定を理解するのと
かなりの数の人名を把握するのが大変で、
多すぎる情報量に混乱してしまう。
原作を知らない人は終盤になって
やっと面白くなってくる程度だろう。

しかし、流れと設定がわかった上で観る２回目は
本当に無駄がなく、面白い。すべてが綺麗につながる。
かなりエグい場面もあるが、見せ場も多く、
それぞれのキャラクターも活きた良作。

初回はなかなか全部を理解できないが、
情報を復習した上でぜひ２回目を楽しんで欲しい。

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