足止めされた空港で偶然話した老人によって
ビジネスの極意を見い出していく話。
2人の会話で進んでいく小説の体裁をとっており、
その話の中から成功するためのポイントを汲み取っていく。
展開がもったいぶっていて中だるみする部分はあるが、
後半はいろいろな気づきが得られる教訓が多く登場する。
成功者の手法をなぞって正解にたどり着こうとするのではなく、
行動力を発揮していろいろとやってみるべきという考え方が新鮮。
聞き手の反応が自然で共感しやすく、
読んでいる側の理解を助けてくれるのも良い。
行動方針と発想を変え、
これまで気づかなかったチャンスを手に入れるための本。
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