いろいろな部署や社員が集まる新聞社を舞台に、
前向きに働かない者たちの想いを描いた話。
ダラダラと過ごす社員たちの言動がやたらリアルで、
どこの会社にもいるグータラ社員を思い浮かべてしまう。
読んでいてイライラさせられるものの、
そのリアルなキャラクターが絶妙な風刺になっていて面白い。
新聞社自体の組織体制や雰囲気もよくわかるし、
1冊通してのストーリー構成もよくできていて楽しめる。
サラリーマンあるあるを描いた皮肉マンガとして、
世の中の会社員たちにぜひ読んで欲しい。
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働かざる者たち(実写ドラマ)