外国人とともに働く時代に向けて
どういった心構えや変化が必要になるかを解説したもの。
同じコンセプトで書かれた1冊目の続編となるが、
本書だけを読んでもまったく問題ない。
外資系企業や日本企業のグローバル化など
日本で働きながらも外国人と働く可能性があるが、
そういった部分で日本的な感覚と異なる部分を
著者の経験をもとに紹介していく。
テンポのいい文章で非常に読みやすく、
外国人と仕事をするときのイメージが湧いてくるし、
グローバルな働き方が思ったほど高いハードルでないことがよくわかる。
また、日本人とは違う仕事観や
うまく仕事を回すためのコツを知ることができる。
たとえ海外で働く予定がない人でも
仕事に対する割り切り方や
いろいろな視点での考え方を知ることができる良書。