マンガ家の中川いさみが、大御所のマンガ家たちに
作品を作るときの考え方についてインタビューしたもの。
大友克洋、松本大洋、ちばてつや、弘兼憲史など
有名作品を手掛けたマンガ家たちが
それらをどのように生み出してきたのか、
それぞれの個性が垣間見えて面白い。
また、インタビューで聞き出した内容を
中川いさみなりの解釈で説明し直すのもいい。
真面目な内容なのに
とぼけた作風で描かれていてホッとする。
インタビュー相手の作品を知らないと
あまりピンとこないかもしれないが、
ベテランマンガ家たちの作品に対する考え方を知れる本。
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