世界の歴史的な動きと
経済の関連を振り返っていく本。
ここ200年ぐらいの世の中の動きを振り返りつつ、
その要因になったと思われる経済的背景を紹介していく。
全体としては19世紀あたりからの世界史を
時系列に沿って紹介していく形になっているが、
数ページずつチャプターが区切られているので
メリハリがあって読み進めやすい。
戦争や国力といった部分が
その国の経済と大きく関連しているのがわかり、
貨幣の管理や経済政策が重要であることが実感できる。
ただ、現代の経済に関する部分よりも
歴史に関する情報が多い内容なので、
そういった分野に興味がある人向けの歴史本。