アンドロイドが家庭に普及した近未来に
無職の男性が旧型のロボットを拾う話。
小説「ロボット・イン・ザ・ガーデン」を
日本人を中心とする世界観に置き換えた実写映画で、
存在感を感じるロボットの特撮はかなりよくできているが、
筋書きは相当に使い古されたありきたりなもので
新鮮さや驚きはまったく感じられない。
せめて「ショート・サーキット」や「チャッピー」のように
独自の味付けがあれば年齢を問わず楽しめただろうが、
何もかもベタすぎて小学生向けかと思うような内容。
出演者のファン以外なら
わざわざ本作を観る理由はないだろう。
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ロボット・イン・ザ・ガーデン(小説)