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アバター:ウェイ・オブ・ウォーター

2009年公開の「アバター」の続編で、
前回の戦いで遺恨を残した人間たちが
再び惑星に襲撃してくる話。


前作から13年ぶりの続編ではあるが、
人間関係や独自文化をそのまま引き継いでいるため、
その内容をよく復習しておく必要がある。
ただ、非常に楽しめた前作と比べて
今作はかなりイマイチで没入感が低い。


仲間がかなり増えている上に敵までナヴィの姿なので
とにかく顔の識別がしづらくて面倒くさい。
しかもナヴィ対人間だった前作と違って
見た目のメリハリがないせいでインパクトが薄くなった。


夫婦に加えて4人の兄弟に人間の子供までいるが、
誰を主人公にしたいのかわからない筋書きで、
どのキャラクターも微妙な存在感で中途半端。
仲間に犠牲を出さないために村を出たくせに
別の集落に潜り込んで迷惑をかける展開も腹立たしい。


戦闘シーンは迫力があるものの
その戦い方は洗練されておらず、
勝手なことをする子供たちも足手まとい。
大佐の個人的な恨みを晴らすために
多大なコストをかけて軍を動かしているのも不自然。


3時間を軽く超える長編なのに
前作と同じような場面が多くて内容が薄く、
続編としてはかなりイマイチなデキだった。


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