薄毛に悩む作者がどういう気持ちで日々生活していたかと
ネガティブな意識をどう変えていったかを描いたエッセイ。
ライトノベルのタイトルをもじったタイトルで、
ハゲをネタにふざけた内容かと誤解してしまうが、
むしろ薄毛に悩むリアルな心情を描いた真剣な内容。
コマが大きいし、マンガとしてあまりうまくないのが残念だが、
普通の人なら気にならないちょっとした出来事が
薄毛の人には重大なことだということがよくわかるし、
悩みが吹っ切れることで生活自体ポジティブに変わることもわかる。
薄毛の根本的な解決法ではなく、精神的な面を改める自己啓発の内容に近い。
同じような悩みを持つ人が共感を得つつ、意識改革するきっかけになる本。