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あ、「やりがい」とかいらないんで、とりあえず残業代ください。

あ、「やりがい」とかいらないんで、とりあえず残業代ください。
東洋経済新報社 (2014-01-10)
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会社員として働くときの理不尽な部分について取り上げた本。

インパクトのあるタイトルではあるが、その中身は
サービス残業や消化できない有給休暇について
憤慨しているだけの非常にありきたりなもので、
居酒屋でサラリーマン同士が愚痴っている程度の内容。
深い考察や新鮮な提案は何もなく、
ただ悪い状況ばかりを想定したネガティブな文句が続くばかり。

会社員としてのネガティブな状況を集めた例ばかりだし、
自分の器以上のことには一切手を出さないべきという意見で、
筆者の言う通りの意識でいると
消極的で小さくまとまる社員になってしまいそうだ。

「会社説明会で平均残業時間が説明されたとしても
それが正しい数字という保証はない」などと言っておきながら
「内定をもらうまでには50から100社ぐらい受けないといけないらしい」と
筆者自身も同様に根拠のない数字を引っ張り出すような矛盾がたくさんある。
会社に対しては悪い可能性ばかりを挙げて文句を言うのに
筆者の理屈に関しては根拠となるデータなどを示さないのが釈然としない。

一部の極端な例を挙げて、学生たちの勤労意欲を
下げようとしているようにしか見えない。中身も薄すぎる。
この本を読むぐらいなら「若者はなぜ3年で辞めるのか?」をオススメする。

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