人並み外れた怪力を持つ男が相撲と出会い、
傍若無人な振る舞いをしつつも、のし上がっていく話。
マンガ「のたり松太郎」をアニメ化した作品。
ちばてつや原作な上、昭和の下町出身の少年が
類まれなる才能を持って活躍するという設定から
「あしたのジョー」と似たような作品かと思ったが、
あまりにも主人公の性格が悪い上に一向に矯正されることがないため、
ウンザリして第8話でギブアップした。
周囲に迷惑をかけても平気で、他人には一切の敬意を払わず、
ただ自分の欲求に従って行動する様は
自分勝手という域を超えており、見ていてひたすらイライラするだけだった。
圧倒的な強さを誇るとはいえ、主人公として感情移入できず、
どこに面白味を感じていいのかわからない作品だった。