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ガッチャマン<実写映画版>

1970年代のテレビアニメ「科学忍者隊ガッチャマン」を実写映画化したもの。

アニメをもとに実写化したはずが設定がかなり変えられており
ガッチャマンらしい戦いや言動が見られない。
紅一点のジュンは暗い紫色のコスチュームになってジョーと紛らわしいし、
人類を救う任務より恋愛に夢中になっているお花畑ぶり。

本作独自の設定にかなり無理があり、
冒頭で「わずか17日間で世界の半分が占領された」と説明される割に
13年後に話が飛んでも人類がピンピンしている違和感。
すべての武器を無効化するシールドを持つ敵を相手に
13年経った今でも銃器で対抗している頭の悪さ。
世界の半分を占領するような規模の敵なのに
1体単位でチマチマ戦っていくガッチャマン。

ガッチャマンという要素を抜きにしても
アクションはカッコ悪いし、中だるみはするしで映画としてデキが悪い。

ガッチャマンのファンにとっては許せない完成度だろうし、
ファンでないならなおさら観る必要がない作品。

【関連作品のレビュー】
科学忍者隊ガッチャマン(テレビアニメ)
GATCHAMAN(OVA)
ガッチャマン クラウズ(テレビアニメ)

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