40代からのお金の教科書

40代からのお金の教科書 (ちくま新書)

ある程度の生活基盤を築いている40代の人が
今後のためにどういう準備と心構えが必要かを説明した本。

教育費用や保険、遺産相続、介護、退職後の生活など
少しずつ子供が大きくなり、自分の親が高齢になっていく40代が
関わりそうな支出に関して、どの程度準備しておくべきかや
どういう問題が絡んでくるかが解説されている。

定期的に掲載されているキャッシュフローの図が
かなり小さくて見づらいのは難点だが、
現実的な問題について広く浅く知ることができる。

「老後のお金」と方向性は似ているが、
本書はほぼ文章で説明していく上にやや読みづらいので、とっつきは悪い。