通貨や株、税金など、経済に関する仕組みや意義を
経済学者との対談形式で解説したもの。
「ポリンキー」「バザールでござーる」といったCMや
「だんご3兄弟」「ピタゴラスイッチ」などのヒット作を生み出した
佐藤雅彦氏が聞き手になっており、
それぞれの話題で読者の気持ちを代弁してくれる。
経済に関してマクロからミクロまで
噛み砕かれて説明されているので、
どんな仕組みがどんな影響を生むかという視点で
我々の社会を考えてみるきっかけになる。
また、2000年発行の本なので
この対談のあとに変化した社会情勢と比較すると
いろいろな深みを感じることができて面白い。
びっしりと文字が詰まった対談形式なので
本として読みやすくはないが、
経済の基礎知識と俯瞰的な視点を身につけられる1冊。
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