突如として娘を失った夫婦のその後の様子と
謎を追及していく刑事たちを描いた話。
幼い娘が突如としていなくなるとともに、
少しずつ関係する品を何者かが置いていくという設定は非常に面白いが、
肝心のストーリー展開があまりに退屈で駄作に仕上がっている。
単純なシナリオに変化を与えたいためか、
「失踪事件が起こった頃」「事件から数年後」「さらに数年が経った現在」などと
複数の時系列を入れ替えて展開していくが、
登場人物も状況も説明しないままなので
意味がわからなくてストレスがたまるだけだった。
夫婦の言動も警察の捜査力もあまりに浅はかで、
すぐに捕まえることができそうな事件なのに
みんなでクヨクヨしているだけに見えてしまう。
最後まで観てもスッキリする部分がなく、
あまりにも浅い筋書きに呆れるだけ。観る価値なし。