舞妓遊びに憧れる主人公が、ひたすらそのために努力する話。
素晴らしいスピード感のドタバタコメディ。面白い。
主役演じる阿部サダヲがとにかくたまらなく素晴らしいのだが、
全体的にキャスティングも見事で、みんながハマり役。
とてつもないテンポの早さで
どんどん話が進んでいくところがまた笑える。
2時間の長さをきっちり使い、目を離す暇を与えない内容。
間のエピソードを大胆にバッサリ抜くことで、
逆に主人公のスゴさや間の苦労を予想する楽しさがある。
笑いばかりで最後まで走り続けるのかと思いきや、
後半はきっちりと舞妓を材料に泣かせてくれる。
後味も良く、まさにデキのいい邦画の代表。オススメ。