「トランスフォーマー」につづくシリーズ2作目で、
偶然残っていたキューブの欠片のせいで敵に狙われる話。
ロボットの造形や滑らかな変形は相変わらず素晴らしいが、
結局のところ、そこしか見せ場がないという問題は前作そのまま。
派手な映像には圧倒されるが、
2時間半と長い割にはストーリーの中身が薄い。
必要かどうか疑問に感じる場面が多々あったり、
主人公の少年を信じて軍隊が一気に協力する説得力のなさ、
結局、なんのために登場したのかわからないルームメイトや
散々引っ張った割にあまり強さを感じないオプティマスなど、
どうにも魅力を感じない展開ばかり。
映像的な迫力だけで満足する人には悪くないが、
ストーリーやキャラクターに期待する人には不向きな映画。
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