神を殺すことができる武器を手に入れた男を倒すため、
ソーが仲間とともに奔走する話。
「マイティ・ソー バトルロイヤル」に続くシリーズ4作目ではあるが、
ストーリーとしては「アベンジャーズ エンドゲーム」の後日談となり、
特に「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー」シリーズの
キャラクターを知っておく方がスムーズに理解できる。
映像は非常に迫力があり、
特に戦闘シーンは観ているだけでホレボレする。
砕けたハンマーの破片がバラバラに敵を攻撃して
また集結する様子はカッコいいし、
クライマックスの子供たちの展開も熱い。
ただ、映画としては妙にテンポが悪く、
あってもなくても変わらないような場面が多い。
過去の仲間とのやり取りを描いた序盤はまるまるいらなかったし、
神々に協力を求めに行った場面もほとんどが無駄になっている。
敵も強いのか弱いのかよくわからなかったし、
ソーは自分の武器に執着するように見える割に
結局はコロコロと武器を持ち替えていて
ストームブレイカーとの絆も伝わってこなかった。
全体的にノリの軽い雰囲気で深刻さが味わえず、
とってつけたような場面が多すぎて満足度が低かった。
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