「ダークサイド・ムーン」につづくシリーズ4作目で、
敵の残骸を解析することで
トランスフォーマーを人工的に生み出した企業を描く。
前作から5年後の世界を舞台にしているが、
人間側の登場人物が一新され、
新たな関係性が構築されている。
前半は新鮮な気持ちで割と楽しめたのだが、
2時間45分というのはあまりにも長く、
中盤以降は別の作品かと思うほどの冗長ぶり。
いつまでもダラダラと戦う展開が続き、
敵味方の構図もわかりにくくなってしまった。
とってつけたような人間ドラマや
ひたすら巻き添えになる民間人など
どうにも底の浅さが目についてしまって入り込めない。
これなら前半だけを切り分けて
90分ほどでまとめてくれた方が楽しめたように思う。
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