特撮ヒーローの代表格でもある「ウルトラマン」を題材に、
それよりも少し後の世界を描いた話で、
ウルトラマンであった早田進の息子が主人公となる。
もともとの「ウルトラマン」シリーズに詳しくなくても大きな問題はなく、
スペシウム光線などで怪獣と戦う
ヒーローであることを知っていれば理解できる。
1巻の段階ではそこまで大きな展開はなく
面白いかどうかの判断はできないが、
これまでのウルトラマンのイメージと異なる設定が興味深い。
現状では非常に高い身体能力を持った主人公というだけで、
巨大化やカラータイマーといった要素が出てこないため、
どれだけウルトラマンとしての世界設定を活かして
独自の面白さを展開していくかが楽しみ。それができなければ凡作になる。
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