海上保安官になった若者が
さまざまな事件・事故を経験していく話。
実写化された映画作品が非常に有名だが、
原作マンガの主人公は19歳とずっと若く、
精神的な未熟さや無鉄砲さも描かれている。
人の死が描かれることも多く、
各エピソードの後味はそれほどよくないが、
目が離せない危機的状況が続くため、
止めどきを失って読んでしまう引きの強さがある。
あまり馴染みのない海上保安官という職業が
どんな苦労と危険に接しているかもよくわかる。
感情移入できるキャラクターは少ないが、
少年マンガの王道的なノリと違う
重々しいストーリーが味わえる作品。
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