ベストセラー作家を妻に持つ売れない脚本家が
偶然手に入れた連ドラの仕事に四苦八苦する話。
厳しいスケジュールや俳優のわがままに振り回されながら
なんとか脚本を完成させようとドタバタする様子が楽しい。
主人公を支える家族の存在も微笑ましいし、
無茶を押し通してくるテレビ局のスタッフも笑える。
1話30分(初回と最終回だけ1時間)なのでテンポが非常によく、
なんやかんやで個性的なドラマが仕上がっていくのが面白い。
いろんな要素が見事に丸く収まる筋書きで、
観ていて嫌な気持ちになることがなく、
終始楽しい想いを味わわせてくれる。
作品を生み出す苦しさとやりがいを追体験でき、
脚本に限らず、いろいろな創作に関わる人に共感できる内容。