星新一が書いたショートショートを
実写ドラマ化したもの。
収録作品
●ボッコちゃん
●生活維持省
●不眠症
●地球から来た男
●善良な市民同盟
●逃走の道
●見失った表情
●薄暗い星で
●白い服の男
●ものぐさ太郎
●窓
●凍った時間
●夜と酒と
●ずれ
●もてなし
短い原作に合わせて1話15分という短編になっているが、
どうにも各エピソードのキレが悪くて
オチの余韻や面白みが伝わってこない。
これまでいろいろと映像化されてきた星新一作品だが、
本作は原作の味わいがイマイチ再現されていないように思う。
設定や筋書きだけで十分魅力があるはずなのに
映像や演技が少し過剰でうるさい印象を受けるのが残念。
独特な世界観に興味を持った人は
ぜひ原作小説を読んでみて欲しい。
【関連作品のレビュー】
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ボッコちゃん(ショートショート)
THE CAPRICIOUS ROBOT(英語版ショートショート)
THERE WAS A KNOCK(英語版ショートショート)
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声の網(小説)
宇宙の声(短編小説)
きまぐれエトセトラ(エッセイ)