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神々の山嶺(いただき)<上・下巻>

神々の山嶺(上) (集英社文庫)
集英社 (2013-07-25)
売り上げランキング: 37,366

世界最高峰の山であるエヴェレストへの登頂を題材にした小説で、
登山家でありカメラマンでもある深町があるカメラを手にしたところから始まる。

本格的な登山に関する小説だが、専門的な知識がなくても
きちんと理解できるように書かれており、それでも伝わってくる臨場感が素晴らしい。
ただ歩くように山に登るハイキングと違い、
かなりの資金や装備が必要だということがわかるし、
基本的にはチーム一体で挑むものだということもよくわかる。

時系列が入れ替わるように配置されているため、
何度か前のページを振り返りたくなるが、
基本的には主人公の視点で描かれ続けるし、登場人物が限られているので
そこまで混乱せずに読むことができた。

史実や実在の人物が話のベースになっていることもあり、
現実離れしたように見える出来事でも説得力がある。

登山家の病的な執着心や山にかける想いが読み取れ、
上下巻合わせて1000ページを超えるが、小説を読み慣れない私でも
一気に引き込まれて最後まで読み進めてしまう魅力があった。

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